疾患案内
めまい・ふらつきでお悩みの方へ
当院では、めまい相談医(日本めまい平衡医学会)(サイト)取得の上、専門性を向上させ適切な診断治療と医療連携をできるように努力研鑽しています。
『耳』『脳』『全身』またはその他なのか判断し、脳からの可能性の時は早期に、総合病院または脳外科へ紹介させていただきます。
当院のめまい対応の方針については次のサイトで確認して下さい。
☞ めまい・ふらつき(吉 耳鼻咽喉科アレルギー科HP)
◆片頭痛は国民の10人に1人程度で非常に多い疾患です。片頭痛にめまい症状が多いことはあまり知られていません。片頭痛関連のめまい疾患の前庭性片頭痛の診断基準が確立されたのは2012年ごろで最近のことです。頭痛よりめまい症状が前面にでてくるので耳鼻咽喉科に受診されることが多い疾患ですが、認識不足や診断が複雑のため原因不明のめまいやメニエール病として診断されていることもあります。耳鼻咽喉科医からみた片頭痛とめまいについての解説です。
☞ 耳鼻咽喉科医からみた片頭痛:関連めまい(院長コラム)20220316 New
◆メニエール病は、よく知られた病名ですが、実際は稀な疾患です。しかし発症すると、反復する突然のめまい・吐き気などに長期に悩まされます。働き盛りのストレスを抱えた中年ごろに発症が多くなります。進行すれば難聴が進行して回復しません。耳鳴りにも悩まされます。性格がまじめで、不眠・ストレス・自律神経症状を背景に抱えている方に多い傾向があります。通常は、薬と生活睡眠指導などでコントロールできることがほとんどですが、一部の方はコントロールが難しい場合もあります。最近、中耳加圧療法が注目されています。
☞ メニエール病の新しい治療法:中耳加圧療法(院長コラム)20210920
◆良性発作性頭位性めまい症(BPPV)は、めまい疾患の約半分程度を占めるありふれた疾患です。通常の症状である回転性めまいでないことも多く、また検査のタイミングでは、検査をしてもわからないことも多く経験します。反復するけれど自然治癒することも多いため、疲れ、更年期、年のせい、睡眠不足などと自己判断してしまうこともあります。難聴・耳鳴り症状はなく画像検査や聴力検査・採血検査などしてもわかりません。原因不明のめまい・ふらつきとして診断されていることもあります。
次のコラムで奥が深いBPPVについて解説しています。
☞ あなたのめまいは更年期or年のせい?BPPV(当院コラム)20210513
◆耳からのめまいを疑う時、難聴・耳鳴り・耳閉感は重要な症状です。若い人に比較的多い、急性低音障害型感音難聴という病態があります。ストレス・気象など関連して、耳閉感を訴える病気ですが、メニエール病や突発性難聴の初期のこともあり注意が必要です。
☞ 若い人にも稀ではない耳閉感・難聴(当院コラム)20200813
◆高齢者は、ふらつき・転倒のリスクが高く、寝たきりや致死的な状態の誘因となります。若い人には少ない基礎疾患、多くの薬、加齢変化が影響し診断を難しくします。注意する疾患、日常の注意点、対策などまとめてみました。
☞ 診断が難しい高齢者めまい(当院コラム)20200708
◆めまいの有訴率は高く、成人では10~30%、70歳以上では30~50%、慢性めまいでは20~25%程度『めまい症』と診断され原因不明の状態が多く存在します。最近、PPPDと言い慢性機能性めまいの疾患概念が国際的に確立され、今まで原因不明のめまい症と考えられていたものの中にかなり含まれていることがわかってきました。PPPDについての解説です。
☞ 診断がつきにくいめまい症:PPPD(当院コラム)20200528
◆お子さんのめまい・ふらつき・立ちくらみは以前から起立性調節障害と考えられてきましたが、片頭痛が関連するめまいや腹部症状が多く関わっていると分かってきました。次のコラムで解説しています。
☞ お子さんのめまい・ふらつき・立ちくらみ(当院コラム)20200330
◆耳鼻咽喉科医が診察することが多い回転性のめまいの最近の三つの話題と生命に関わるめまいを見分けるうえでの注意点の話です。
②メニエール病の中耳加圧療法
③片頭痛とめまいの関係
④危険なめまいの見分け方(注意点)
☞ 回転性めまいの話題と注意点(当院コラム)20191016
◆めまい・ふらつきは女性に多く反復することが多い症状です。月経異常、更年期障害、片頭痛、肩こり関連との関係も深く、自律神経症状の一つして認めることもあります。漢方薬が効果を発揮することが多い領域です。女性のめまい・ふらつきと漢方についてまとめてみました。難治化しやすいメニエール病、肩こり関連めまいは詳細に解説しています。
☞ 女性のめまい・ふらつき:漢方編(当院コラム) 20190817
◆ めまい・ふらつきの訴えは、男性より女性が約2.5倍多く認められます。
次のサイトで、女性のめまい・ふらつきと高齢期での転倒についての概要(思春期の起立性調節障害、良性発作性頭位性めまい症、更年期障害、老人性平衡障害、フレイル・ロコモ)とその対策をまとめてみました。
☞ 女性のめまい・ふらつき・転倒(当院コラム)20190619
◆ めまいだけでなく、頭痛も女性は男性より約2.5倍多く認められます。女性に多く、頭痛・めまい・ふらつきが共存しやすい疾患(前庭性片頭痛、月経関連片頭痛、月経前症候群、更年期障害、緊張性頭痛:肩こり関連めまい、起立性調節障害、心因性めまい:PPPD)をまとめてみました。
☞ 女性とめまい・ふらつき・頭痛(当院コラム)20190804
正しい知識を学び、服用の不安を少しでも減らせるように次のサイトにまとめてみました。
☞ 妊婦&授乳と薬:飲んで大丈夫?(当院コラム)20190226
◆頻度は低いのですが、命に関連するめまいは、耳からではなく、脳や不整脈・心疾患に関連するめまいです。もう一つ命に関連するめまい・ふらつきは、5月の運動会頃から9月頃まで注意が必要な熱中症です。熱中症の初期症状は、ふらつき・めまい・立ちくらみや足のつり・気分不良です。高齢者は夜間に多く発症しています。
次のサイトで、熱中症への対応と予防のための効率良い暑熱馴化について説明しています。
☞ 鼻と眩暈と熱中症:暑さ対策は大丈夫?(当院コラム)20190429
◆思春期になると、急に大人への成長が進み、心と体のバランスが崩れ、自律神経障害による立ちくらみ・ふらつき、起立性調節障害、頭痛、腹痛および生理不順など生じてきます。これらの症状がきっかけで朝起きれなくなり、不登校、夜更かし、スマホ・ゲーム依存へ進展し、さらに朝起きれず悪循環となることもよくあります。思春期のふらつき・立ちくらみの対応を漢方療法や生活・食習慣の改善について解説しています。
☞ よくわかる子供の漢方:起立性調節障害;ふらつき・頭痛・腹痛(当院コラム)20180708
◆古来から、めまい、頭痛、耳閉感、神経痛、喘息など低気圧・台風との関連を経験してきました。これらは気象病と言われています。
次のサイトでは、我々の経験、東洋医学、西洋医学の関連性と対策を説明しています。
☞ 台風と気象病(めまい・耳閉感・頭痛)(当院コラム)20171023
アレルギーの各疾患でお悩みの方へ
◆当院のアレルギー疾患への対応(診察の流れ、できる事できない事)について説明しています。
☞ 当院のアレルギー対応(当院HP)
◆花粉症関連の最近の当院コラム New
☞ 花粉飛散情報の変化&知っておくこと!!(20220306)
☞ 早くから始めるスギ花粉症治療:初期療法(鹿児島)(20220206)
☞ 急増するスギ花粉症にどうする?(舌下免疫療法:Afterコロナ)(20210903)
◆喘息は様々な病態があり、それぞれの特徴に合わせた対応が必要になります。乳幼児の喘息の診断は難しく、症状としての喘鳴(ぜんめい:ゼーゼー)として最初は経過を見ることから始まります。乳幼児・学童・成人(男女)・老人の喘息のタイプ分類についての解説です。
☞ あなたの喘息は何タイプ?成人編(当院コラム)20201120
☞ お子さんの喘鳴(ぜんめい)は何タイプ?(当院コラム)20201108
◆アレルギーマーチ(アトピー性皮膚炎➡食物アレルギー➡喘息・アレルギー性鼻炎結膜炎)の発症・進展の予防、スキンケア・離乳食を遅らせず食べること・舌下免疫療法・ダニ対策などについて、アレルギー全般を考えた生後から思春期にかけての予防と対応を解説。
☞ アレルギーマーチの予防と対策(当院コラム)20190908
◆子供の食物アレルギー予防の三つのポイントについて簡潔に説明
☞ 子供の食物アレルギー(当院HP)
~~鹿児島県で食物経口負荷試験医療機関のお探し方は次を参考にしてください~~
*鹿児島県の食物経口負荷試験実施医療機関(サイト)
◆スギ花粉症・ダニのアレルギー性鼻炎の体質改善を目的とした新しい治療法です。
☞ 舌下免疫療法(スギ・ダニ)(当院おしらせ・疾患予防)20190414
◆ダニ関連の喘息・アレルギー性鼻炎・結膜炎の治療で重要なのは、薬より原因となるダニの駆除・増殖予防とアレルゲンとなる死骸・フンの対策です。薬に比べ即効性は無く軽視しがちです。実践ダニ対策では、動画を使い、わかりやすく動機づけを考えて解説しています。
☞ 実践ダニ対策(当院コラム)20190920 new
◆スギ花粉対策の第一はスギ回避対策と自己管理です。ネットのHPを利用すれば、効率が上がります。スギ林が多いければスギ花粉症患者が多いわけではありません。環境因子が大事です。次のサイトで説明しています。
☞ 自分で行うスギ花粉・鼻炎結膜炎の対策(黄砂・PM2.5含む)(当院コラム)20190127
◆運動は心身の発達や心身の健康維持のため大切です。運動で咳が出たり、胸の圧迫感・ゼーゼーがでて喘息症状を誘発することがあります。次のサイトで、運動誘発性の喘息症状、鼻炎、喉頭の病気について説明、トップアスリートにはドーピングに配慮した服用が必要になり対応を説明しています。
☞ 運動・アスリートと喘息・鼻炎(当院コラム)20190916 new
◆鼻アレルギー、好酸球性副鼻腔炎の悪化は喘息を悪化させます。鼻風邪のライノウイルス感染は、喘息の増悪因子となります。鼻・副鼻腔炎は、後鼻漏・口呼吸から、咳や喘息に関与します。鼻のコントロールは喘息症状を改善させるのに重要な要素です。秋の喘息は、ダニの影響とライノウイルス感染に注意します。
☞ 鼻と秋の喘息(当院コラム)20171025
◆生活習慣病対策は、国を挙げて行われていますが、喘息にも関係することがわかってきました。次のサイトで肥満と喘息の関係と対策を詳細に説明。
☞ 肥満と喘息:ダイエットで喘息が治る?20190507
◆最近増加している新型の副鼻腔炎が好酸球性副鼻腔炎です。好酸球が増加するダニ・スギなどのアトピー型とは違う機序で起こり、ダニと同様に好酸球が増殖する病態です。喘息・嗅覚障害と合併することが多く、中年以降の成人女性に増えている副鼻腔炎です。次のサイトで、色々な副鼻腔炎の中で、好酸球性副鼻腔炎について説明しています。
☞ あなたの副鼻腔炎は何タイプ?(当院コラム)20190602
◆寒暖差で、鼻アレルギーと同じ症状がでる人を『寒暖差アレルギー』と呼ぶようです。実態は、ダニなどのアレルゲンと直接には関係ない『血管運動性鼻炎』を指すようです。次のサイトで実態を医学的に解説しています。
☞ 寒暖差アレルギー(当院コラム)20171024
◆成人の2か月以上持続する咳の原因の半分は咳喘息で、アトピー咳嗽・喉頭アレルギーを入れると、慢性咳嗽の7割程度は、アレルギー・好酸球性気道炎症が原因となります。これらに喘息が加えるともっと増えます。次のサイトで当院の咳の方針と各世代での対応を説明しています。
☞ 咳(当院HP)
◆最近は、アレルギー、生活習慣、加齢による咳が増加しています。実際の咳への対応について時系列で解説しています。
☞ 増え続ける咳の患者さんたち(当院コラム)20180112
◆口腔アレルギー:
食べたものが原因で食物アレルギーが起こると考えるのが一般的と思われます。最近では、成人の食物アレルギーでは、食べなくても起こる食物アレルギーが多くなっています。花粉・食物アレルギー症候群【Pollen-food-allergy syndrome:PFAS】と言います。口腔内に限局したアレルギーを生じるので口腔アレルギー症候群とも呼ばれます。
次のコラムで秋の花粉との関連で説明しています。
☞ 秋の花粉とキウイ&スパイスアレルギー(当院コラム)20171105
◆アトピー性皮膚炎の西洋的治療は九州大学皮膚科のHP(サイト)がよくできていますので、確認しましょう。
『アトピー性皮膚炎には、適切なステロイド塗布とスキンケアが主の治療となります。補助的な役割となりますが、以下のサイトでは、漢方によるアトピー性皮膚疾患への対応について解説しています』
◆皮膚は内臓の鏡!次のサイトは、漢方で心と腸内細菌を整え、子供の皮膚疾患を少しでも良い方に向かわせる話です。
☞ よくわかる子供の漢方:アトピー・蕁麻疹・よだれ皮膚炎・水いぼ(当院コラム)20180608
◆人類発展・赤ちゃん・脳にとって汗をかくことの重要性やアトピーと汗の新しい考え方、漢方での多汗症、西洋医学の補助として乾燥肌への対応の仕方について説明。
☞ 汗とアトピー、そして漢方(当院コラム)20180815
声がれでお悩みの方へ
◆声がれの当院の基本方針は
声がれ(当院HP)
◆高齢者の声がれは嚥下障害とリンクすることが多くあります。声がれは悪い物ではと不安にもなるものです。高齢者の声がれで最も多く、誤飲性肺炎の初期症状として重要な声帯萎縮について対策など解説しています。
👉 高齢者の声がれは、肺炎の前兆? 声帯萎縮(院長コラム)20210515 NEW
◆声をよく使う方の声の衛生状態を良くするには、のどの加湿とのどに負担をかけない発声が重要。次のサイトで詳細を説明。
👉 自分で行う声がれ対策(声の衛生)(当院コラム)20190102
◆職業や趣味で声を使う方の声がれは、声の衛生だけではうまくいかないことも多くあります。望ましくない発声行動を時間をかけて変えていく必要が出てきます。基本は腹式呼吸・喉頭負荷軽減・鼻腔咽頭共鳴を促進させ声帯振動の正常化をはかります。ハミング(共鳴法)とストロー発声はお勧めです。
👉 自分で行う医学的ボイトレ(音声治療:当院コラム)20190119
◆高齢者の咳と声がれの注意点としてドライマウスと嚥下機能障害が背後に隠れている可能性があります。次のサイトで対策を説明しています。
👉 自宅でできるドライマウス対策(当院コラム)
👉 自宅できる誤嚥性肺炎予防(当院コラム)20180831
耳掃除・外耳・中耳炎・耳痛&プール
◆お子さんのほとんどがかかる急性中耳炎の疑問にお答えいたします。ご家庭でできることも考えてみましょう!!
☞ お子さんの中耳炎の疑問に答えます(家庭の医学編)(当院コラム)20210110 New
◆耳掃除は必要か?
米国の耳掃除ガイドラインでは、一部の人は除き、症状が無い耳垢は掃除はせず放置してよいとなっていますが、日本のネットでは、よく月1~2回程度の耳掃除の回数が記載されています。どちらが正しいのか?
耳の衛生について、事故・外耳炎・外耳湿疹・カビの解説と望ましい対応を次のサイトで説明しています。
☞ 耳掃除は必要か?外耳炎・カビ・事故(当院コラム)20190624
◆習い事ランキングの1位はスイミングのようです。耳・鼻の病気のお子さんいるご家庭はプールをに入ってよいのか心配になります。一般的な基準や考え方を次のサイトでもとめてみました。
☞ プールに入ってよいですか?耳・鼻の病気(当院コラム)20190719
◆お子さんの耳痛は、夜に起きることも多く、対応に苦慮します。次のサイトは耳痛の原因と連絡先、疾患別の夜間応急対応について解説しています。
☞ 耳痛&夜間対応(吉 耳鼻咽喉科アレルギー科HP)
◆急性中耳炎は、小学校入学前に70%程度は罹患するありふれた病気です。10年以上前までは、耳痛、耳鼻科受診、すぐに鼓膜切開のパターンがよく行われていました。
最近はワクチン効果や新規抗生剤の開発と薬剤耐性菌対策プラン;AMR(2016年~)により治療に変化がみられます。次のサイトで詳細に解説しています。
☞ 急性中耳炎の治療の変化:治療から予防へ(当院コラム)20190518
◆急性中耳炎の詳細は次のサイトを見てください
➡日本耳鼻咽喉科学会HP;
耳疾患;中耳炎、外耳炎(サイト)
急性中耳炎Q&A(サイト)
◆子どもの中耳炎の悪化因子を三つあげて詳細とそれぞれへの対策を、次のサイトで解説しています。
(➊耳管の未熟性❷未熟な免疫❸感染と薬剤耐性)
☞鼻と子どもの中耳炎(当院コラム)20171115
◆AMRと抗生剤の副作用について説明し、抗生剤を使用しないで慎重な経過観察を行い、漢方による自然治癒力のサポートとして可能性を、次のサイトで解説しています。耳、鼻、のど、気管、喘息まで幅広い内容になっています。
中耳炎は、西洋と漢方治療を同時に解説しています。
➡ よくわかる子供の漢方:中耳炎・鼻・のど・肺(当院コラム)2018516
*子供への漢方の服用法の工夫は次のサイトで確認を
➡ よくわかる子供の漢方:服用法・子どもの漢方の総論(当院コラム)20180422
◆お子さんの発熱への対応、生後6ヶ月前後の受動・能動免疫の説明、発熱時の入浴について、次のサイトで解説しています。
☞ 発熱・免疫・入浴(吉 耳鼻咽喉科アレルギー科HP)
スマホ難聴&補聴器・難聴・耳鳴り・耳閉感
👉 耳閉感・難聴は若い人にも稀ではありません。
耳閉感の訴えで外来受診が多いのは、中耳炎・耳垢栓塞です。耳閉感の訴えで、治りにくい急性感音難聴のなかで最も多いのが、急性低音障害型感音難聴です。20~40代の女性に多い病気です。
若い人にも稀ではない耳閉・難聴(当院コラム)20200813 NEW
👉 WHOの警告:スマホでの長時間・大音量の音楽で 若者の半数が難聴の危険性
2019年2月12日にWHOは、スマホなど携帯音楽プレーヤーを、長時間・大音量の音楽を聞き続けると回復不能な聴覚障害になる恐れがあると発表しました。現状では、12~35歳の若者の半数近い11億人が難聴になる危険性が高いと警告しています。初期は耳鳴り(キー、ミーンなど高音)が出現しますので、耳鳴りが自覚するときは早めの耳鼻咽喉科受診を勧めます。
耳鳴りは内耳損傷のサインです。
◆次のサイトで詳細を説明しています。➡
騒音と難聴:そのスマホの音量で大丈夫?(当院コラム)20190318
👉 補聴器&耳鳴り音響療法外来を行っています。
難聴の原因を確認の上、治療可能な場合は、治療を優先いたします。改善が難しい場合は、補聴器適応または身障適応の判断を行います。
補聴器希望の場合、認定補聴器技能者と院内(補聴器外来:予約制)で行いますので、まずは受診の上、補聴器適応があるか確認してからの予約となります。
☞ 補聴器外来(吉 耳鼻咽喉科アレルギー科HP)
☞ 補聴器と認知症予防について見てほしいサイトは
認知症と耳鼻咽喉科&補聴器(当院コラム)20180102
通常診療の中で、治療またはカウンセリングを行い、難治性の耳鳴りで適応があれば、補聴器使用しての耳鳴り音響療法(TRT)外来を予約していただいています
☞ 補聴器・耳鳴り音響外来受診希望の方は、以下のサイトをご覧ください。
自宅でできる耳鳴り対策(当院コラム)20180910
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