疾患案内
耳掃除・外耳・中耳炎・耳痛&プール
◆お子さんのほとんどがかかる急性中耳炎の疑問にお答えいたします。ご家庭でできることも考えてみましょう!!
☞ お子さんの中耳炎の疑問に答えます(家庭の医学編)(当院コラム)20210110 New
◆耳掃除は必要か?
米国の耳掃除ガイドラインでは、一部の人は除き、症状が無い耳垢は掃除はせず放置してよいとなっていますが、日本のネットでは、よく月1~2回程度の耳掃除の回数が記載されています。どちらが正しいのか?
耳の衛生について、事故・外耳炎・外耳湿疹・カビの解説と望ましい対応を次のサイトで説明しています。
☞ 耳掃除は必要か?外耳炎・カビ・事故(当院コラム)20190624
◆習い事ランキングの1位はスイミングのようです。耳・鼻の病気のお子さんいるご家庭はプールをに入ってよいのか心配になります。一般的な基準や考え方を次のサイトでもとめてみました。
☞ プールに入ってよいですか?耳・鼻の病気(当院コラム)20190719
◆お子さんの耳痛は、夜に起きることも多く、対応に苦慮します。次のサイトは耳痛の原因と連絡先、疾患別の夜間応急対応について解説しています。
☞ 耳痛&夜間対応(吉 耳鼻咽喉科アレルギー科HP)
◆急性中耳炎は、小学校入学前に70%程度は罹患するありふれた病気です。10年以上前までは、耳痛、耳鼻科受診、すぐに鼓膜切開のパターンがよく行われていました。
最近はワクチン効果や新規抗生剤の開発と薬剤耐性菌対策プラン;AMR(2016年~)により治療に変化がみられます。次のサイトで詳細に解説しています。
☞ 急性中耳炎の治療の変化:治療から予防へ(当院コラム)20190518
◆急性中耳炎の詳細は次のサイトを見てください
➡日本耳鼻咽喉科学会HP;
耳疾患;中耳炎、外耳炎(サイト)
急性中耳炎Q&A(サイト)
◆子どもの中耳炎の悪化因子を三つあげて詳細とそれぞれへの対策を、次のサイトで解説しています。
(➊耳管の未熟性❷未熟な免疫❸感染と薬剤耐性)
☞鼻と子どもの中耳炎(当院コラム)20171115
◆AMRと抗生剤の副作用について説明し、抗生剤を使用しないで慎重な経過観察を行い、漢方による自然治癒力のサポートとして可能性を、次のサイトで解説しています。耳、鼻、のど、気管、喘息まで幅広い内容になっています。
中耳炎は、西洋と漢方治療を同時に解説しています。
➡ よくわかる子供の漢方:中耳炎・鼻・のど・肺(当院コラム)2018516
*子供への漢方の服用法の工夫は次のサイトで確認を
➡ よくわかる子供の漢方:服用法・子どもの漢方の総論(当院コラム)20180422
◆お子さんの発熱への対応、生後6ヶ月前後の受動・能動免疫の説明、発熱時の入浴について、次のサイトで解説しています。
☞ 発熱・免疫・入浴(吉 耳鼻咽喉科アレルギー科HP)
スマホ難聴&補聴器・難聴・耳鳴り・耳閉感
👉 耳閉感・難聴は若い人にも稀ではありません。
耳閉感の訴えで外来受診が多いのは、中耳炎・耳垢栓塞です。耳閉感の訴えで、治りにくい急性感音難聴のなかで最も多いのが、急性低音障害型感音難聴です。20~40代の女性に多い病気です。
若い人にも稀ではない耳閉・難聴(当院コラム)20200813 NEW
👉 WHOの警告:スマホでの長時間・大音量の音楽で 若者の半数が難聴の危険性
2019年2月12日にWHOは、スマホなど携帯音楽プレーヤーを、長時間・大音量の音楽を聞き続けると回復不能な聴覚障害になる恐れがあると発表しました。現状では、12~35歳の若者の半数近い11億人が難聴になる危険性が高いと警告しています。初期は耳鳴り(キー、ミーンなど高音)が出現しますので、耳鳴りが自覚するときは早めの耳鼻咽喉科受診を勧めます。
耳鳴りは内耳損傷のサインです。
◆次のサイトで詳細を説明しています。➡
騒音と難聴:そのスマホの音量で大丈夫?(当院コラム)20190318
👉 補聴器&耳鳴り音響療法外来を行っています。
難聴の原因を確認の上、治療可能な場合は、治療を優先いたします。改善が難しい場合は、補聴器適応または身障適応の判断を行います。
補聴器希望の場合、認定補聴器技能者と院内(補聴器外来:予約制)で行いますので、まずは受診の上、補聴器適応があるか確認してからの予約となります。
☞ 補聴器外来(吉 耳鼻咽喉科アレルギー科HP)
☞ 補聴器と認知症予防について見てほしいサイトは
認知症と耳鼻咽喉科&補聴器(当院コラム)20180102
通常診療の中で、治療またはカウンセリングを行い、難治性の耳鳴りで適応があれば、補聴器使用しての耳鳴り音響療法(TRT)外来を予約していただいています
☞ 補聴器・耳鳴り音響外来受診希望の方は、以下のサイトをご覧ください。
自宅でできる耳鳴り対策(当院コラム)20180910
睡眠障害・いびき無呼吸の方へ
『当院では、幼児から成人・高齢者まで、睡眠時無呼吸症を主に睡眠障害の治療・相談を積極的に行っています』
◆ 睡眠時無呼吸症の全般・当院の対応について次のHPで確認して下さい。
☞ 睡眠時無呼吸症(OSAS):当院HP
◆ 睡眠時無呼吸症はなぜ起こるのか? 様々な疑問にお答えします。
☞ 睡眠時無呼吸症はなぜおこる?:当院コラム 20200504 NEW
◆ 睡眠時無呼吸症の成人の場合、CPAPマスク療法が、世界基準の治療として行われています。昼間の傾眠、夜間頻尿、朝の頭痛の改善が期待できます。あなたの命を守るため、脳梗塞、心房細動、心筋梗塞、高血圧の予防に効果を発揮します。
☞ 睡眠時無呼吸症のマスク(CPAP):当院コラム 20200429 NEW
◆日本は世界でも最も睡眠不足が深刻な国です。50年前に比較して睡眠時間は1時間少なくなっています。最も多い睡眠障害は睡眠不足症候群です。OSASと間違いやすい睡眠障害を中心に様々な睡眠障害を解説してます。自分でどの睡眠障害に該当するか考えてみてください。
☞ 睡眠時無呼吸症と間違いやすい睡眠障害:当院コラム 20200520 NEW
◆良質な睡眠を得るには、食事が重要です。食材肉などからのトリプトファン⇒セロトニン⇒メラトニン(睡眠ホルモン)の関連を説明しています。
☞ 食事と良質な睡眠:当院コラム 20171121
◆日の出・朝日で日内リズムを整えましょう。素晴らしい吉野公園からの日の出と桜島です。
☞ 日の出と良質な睡眠:当院コラム 20171101
鼻・のど・呼吸器・おなか:相互関連
喘息患者でのアレルギー性鼻炎の合併は80%前後、アレルギー性鼻炎の10~20%に喘息の合併がみられ、合併率が高いだけでなく、喘息の悪化にも影響するなど関連が非常に深いものになっています。これを『one airway, one disease』と呼び、鼻などの上気道と肺の下気道をひとつの疾患群として治療する考えです。
人体の発生段階で、鼻・呼吸器の上皮、消化器・咽頭や耳管・中耳は、内胚葉に分類され、胎児の初めは咽頭・呼吸器・消化器は同じ組織に起源があります。実際の診療でも、耳鼻・咽頭・上気道に呼吸器・胃・食道の影響が関わった病気が多数あり、多彩な症状をおこしていることがわかってきました。
◆食生活の欧米化に伴い、胃食道逆流症(GERD)が増加しています。GERDの食道外症状として、上下気道において、のど・後鼻漏・咳・肺炎・声がれ・喘息の悪化への関与がみられます。
☞ 胃酸の逆流と耳・鼻・のど・呼吸器:当院コラム 20191123
◆夜間の唾液、食物や胃の内容物ののどからの逆流による誤嚥の影響で、体力や咳反射の低下とともに高齢者の死因の主要因である誤嚥性肺炎が発症する場合があり、認知症と共に高齢者の大きな問題です。高齢女性に多く、胃食道逆流症は、腰椎後弯による前屈み姿勢や、骨粗鬆症による円背、食道裂孔ヘルニアの合併が原因となり、誤嚥が問題となります。寝たきりの患者で食後2時間座位を保つと発熱の患者さんの割合が減る報告があり、胃食道逆流症と嚥下性肺炎の関連が推測されています。
☞ 自分でできる誤飲性肺炎予防:当院コラム 20180831
◆急速なIT化や核家族化、会社、学校での人間関係、介護疲れといったストレス社会のため、心の問題を背景にした訴えが、非常に増加してきています。舌痛症、ヒステリー球・咽喉頭異常感症、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、非びらん性胃食道逆流症など、一人の患者さんでオーバーラップすることも多く、不安・不眠・うつも重なって認めることも多いため、漢方医学の【心身一如】の考えも取り入れ、心と口・のど・胃腸を総合的に治療するお話です。
☞ ストレスとお口・のど・おなか&漢方:当院コラム 20191221
『喘息と肥満・胃酸の関与』
◆生活習慣病対策は、国を挙げて行われていますが、喘息にも関係することがわかってきました。次のサイトで肥満・胃食道逆流症と喘息の関係と対策を詳細に説明。
☞ 肥満と喘息:ダイエットで喘息が治る? 20190507
『One airway, one disease:アレルギー鼻と喘息』
◆鼻アレルギー、好酸球性副鼻腔炎の悪化は喘息を悪化させます。鼻風邪のライノウイルス感染は、喘息の増悪因子となります。鼻・副鼻腔炎は、後鼻漏・口呼吸から、咳や喘息に関与します。鼻のコントロールは喘息症状を改善させるのに重要な要素です。秋の喘息は、ダニの影響とライノウイルス感染に注意します。
☞ 鼻と秋の喘息(当院コラム)20171025
『鼻副鼻腔・後鼻漏・胃酸と長引く咳・喘息』
◆近年はアレルギーの増加、欧米化による生活習慣病の増加に関連する長引く咳が増加しています。以前は長引く咳の原因は、結核や副鼻腔気管支症候群など菌が関連した疾患でした。近年はアレルギー性鼻炎と咳喘息・喘息・アトピー咳嗽の増加、胃食道逆流症による長引く咳、子供の後鼻漏による治りにくい咳など、1~2か月以上持続する咳は、風邪の咳ではなく、アレルギーを背景に鼻・のど・胃酸・呼吸器の関連した咳を考えます。
☞ 増え続ける咳の患者さんたち:当院コラム 20180112
かぜ対応と色々な感染症
かぜは誰でも罹患する疾患で、乳幼児から学童前半までは頻回にかぜをひきます。体力が低下した高齢者は、風邪から重症疾患へ進展することも経験します。初期のかぜは、疾患としてではなく、風邪症候群(かぜの症状)としてとらえ、注意深い経過観察が重要で、早すぎて症状として出ていない隠れた重大な病気を見逃さないようにしないといけません。
当院のかぜの対応について次のサイトで確認を
👉 かぜ症候群(吉 耳鼻咽喉科アレルギー科HP)
風邪とインフルの予防は、マスク、手洗い、ワクチン、換気が基本です。ネットでの感染対策の中には、ビジネス先行の情報もみられます。押さえておきたいポイントや知識を整理してみました。
👉 風邪・インフル予防の基本!!(当院コラム)20191229 New
風邪とインフルエンザは違います。ワクチン、診断、治療、日頃からの心がけ、関連情報をQ&A形式で記載しています。
👉インフル関連Q&A2019令和(当院コラム) 20191023 New
お子さんたちはよく風邪をひきます。かぜの90%程度はウイルス感染で、抗生剤の効果はなく対症療法が主体です。ワクチンが重要ですが、一部のウイルスしかなく効果も十分とはいえません。手洗い、マスク、免疫を落とさない生活習慣以外にもウイルスに対する知識を持った日頃から日常生活が重要です。
次のサイトで確認しましょう。
👉 子供のかぜウイルスと季節性:その対策(当院コラム)
咽頭痛と細菌感染で最も重要な感染症は溶連菌感染です。子供から大人までかかる疾患です。菌そのものによる咽頭炎、毒素による猩紅熱、2~3週間後の免疫異常による腎炎など症状は多彩です。稀ですが、人食いバクテリアとして現れることもあります。症状は多彩で自分で知識をもち早期発見に役立てて下さい。次のサイトで解説。
👉 自分で行う溶連菌感染症の判断と知識(当院コラム)
20181224
最近は、治療から予防の時代になっています。予防できる病気は、ワクチンを積極的に勧めます。高度難聴予防に有効な、ムンプスワクチンについて
次のサイトで説明。
👉 おたふくと難聴(当院コラム)
20171030
« Older Entries Newer Entries »