吉耳鼻咽喉科アレルギー科 -鹿児島市 川上町

アレルギー・漢方・小児耳鼻咽喉科&感冒・せき・声がれ・咽頭痛・口呼吸・喘息・めまい・耳鳴・難聴・補聴器・嗅覚/味覚障害・睡眠時無呼吸・頸部・甲状腺・禁煙治療・鼻内レーザー治療・高齢者の飲み込みの問題・成人用肺炎球菌・インフルエンザワクチンなど幅広く対応できる体制をとっています。

当院のアレルギーの対応について

当院のアレルギーの対応についてアレルギー疾患は、いまや2人に1人が罹患する疾患ですが、複数臓器に併発することが多く、一人の患者が、内科や小児科、耳鼻科、皮膚科、眼科を別々に受診することも珍しくありません。

国民の期待として、臓器別ではなくアレルギー病態に応じて、臓器横断的に診療できることが求められます

日本では、小児科や消化器科などのようなアレルギー科の大学教育や卒後に、アレルギー疾患・免疫異常を総合的に学ぶ臨床研修プログラムは今まではありませんでした

現在、有名病院のアレルギー専門外来でも、小児科・皮膚科・呼吸器内科・耳鼻咽喉科・眼科などがそれぞれの専門領域として、多人数で多様なアレルギー疾患を診察しているのが実情です。

現在、日本アレルギー学会では、総合的にアレルギー疾患を診療できる医師(Total Allergist)の実現に向け動き出しているところですが、日本では、まだ米国のようなすべてのアレルギー疾患をみる
総合アレルギー医育成はできていません
各個人の医師の努力に頼っている状態です。

当院では、2001年の開業当初から、中耳炎、アレルギー性鼻炎、鼻副鼻腔炎と喘息・気管支炎をひと続きの気道疾患One way, one diseaseとしてとらえ、耳鼻咽喉科・呼吸器科のアレルギー疾患を一つの気道の病気として対応して参りました。

内科・小児科・皮膚科・眼科のアレルギー疾患にも精通するため日本アレルギー学会に所属しアレルギー専門医取得のうえ、学会主催の総合アレルギー研修プログラムに積極的に参加してまいりましたが、日本での医学教育の実情からも治療範囲には限界があり、他科との連携が必要となります。

その他にも

アレルギー性鼻炎と喘息
花粉症と口腔アレルギー
経皮感作と乳幼児アトピー&食物アレルギー
腸内フローラ(細菌叢)とアレルギー予防など

各科にとらわれない幅広い医療知識が益々必要になっています。

これからも、最新の知識考えのもと患者さんに貢献できるように努力してまいりたいと考えています。

当院の方針:

上下気道系を主に、問診と身体診察から、皮膚・食も含めアレルギー全般の診察後、各科専門医受診の必要性も考えていきます。

原因アレルギーへの体質改善(免疫療法:ダニ・スギ)、東洋医学的体質改善、自宅での環境整備、食事・生活改善などへのアドバイスも行っています。

下記の場合、各科専門医受診をお願いします
アナフィラキシー(全身の発疹、意識低下、血圧低下)や顔面蒼白な呼吸苦救急車対応で総合病院救急科受診をお願いいたします。
薬疹、難治アトピー性皮膚炎、皮膚のみの異常は、まず皮膚科専門医受診をお勧めします。
乳幼児の場合は、大きいお子さんと違い、採血代替食問題があり、小児科受診をお勧めしています。
痛み、視力低下、異常な痒みなどを伴い角膜障害結膜増殖を疑う結膜炎はまず眼科受診を勧めます。

身体診察:

耳・鼻・のど・頸部の耳鼻咽喉科一般診察:

身体診察鼻内観察からアレルギー性鼻炎、鼻副鼻腔炎の他に下気道(肺 気管支)のアレルギー関与病態も推測することが可能です。     

眼・耳・鼻・のど・頸部の診察のほかに

喘息・肺炎などの確認のため聴診 経皮感作や乾燥肌・アトピーの確認のため手や露出皮膚を観察し必要な方は下肢・体部皮膚の観察を行います。

検査:

1型アレルギー検査:

採血など

鼻汁喀痰好酸球検査:

その時の気道・鼻腔内で好酸球のアレルギー炎症の確認

鼻腔喉頭電子スコープ: 

喘息以外の疾患の鑑別やアレルギー症状の悪化原因検索に有用呼気一酸化窒素

呼気一酸化窒素(eNO):

好酸球性気道炎症の気道過敏・気管支喘息の鑑別

呼吸機能検査:

COPDと喘息の評価のため。

X線検査(胸部 顔面):

肺炎 結核 副鼻腔炎の合併の検査のために必要です。 

Ⅳ型アレルギー検査:

 パッチテストは当院ではしていません

食物負荷テスト

当院ではしていません

鼻内レーザー治療:

鼻閉が強く、標準的保存的治療で効果が認められない方
スギ花粉症の症状を軽くしたい方
お薬の量を減らしたい方
受診回数を減らしたい方(受験生 多忙な方)
 はレーザー治療を検討します。保険適応です。

その他:

エピペン指導も行っています。(中学生以上)エピペン指導
          

原因検索について

原因検索について容易な場合と難しい場合や不明のことも多くあり、単純に採血などですべて判明するものではありません

花粉症、ダニのアレルギー性鼻炎やアトピー喘息は採血などで比較的判明しやすいのですが、食物アレルギーや発疹の原因を調べる目的で、特異的IgEを検索する採血だけではわからないケースが多くあります

時間をかけた詳細な問診や食事記録、薬の服用歴を丁寧にしらべたうえで、判断が必要になりすぐにはわかりません。
それでも原因不明のこともあります。

場合によっては食物負荷テスト(病院小児科と病院アレルギー科と医療連携)詳細なプリックテストやパッチテスト(皮膚科と医療連携)が必要になります。
食物アレルギーの確定診断は、食物の除去試験(やめてみる)と負荷試験(食べさせてみる)によっておこなわれます。
血液検査皮膚テスト原因を絞り込むための手続きにすぎません

複数臓器・複数の科にまたがるアレルギー疾患に関して皆さまと考えていきたいと思います。