院長の健康情報コラム
よくわかる子供の漢方:アトピー・蕁麻疹・よだれ皮膚炎・水いぼ

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『皮膚は内臓の鏡』
日光による紫外線・乾燥・加齢・化粧・洗顔・入浴石鹸などの外因により皮膚は様々なダメージを受けています。皮膚の手入れをして、表面だけきれいにしても、皮膚の創傷治癒力や皮膚を維持するタンパク・ビタミン・鉄などから構成維持される皮膚の組織が健康でなければ、自然と肌が荒れてきます。
不眠、体調不良、便秘・下痢、食欲低下などあれば、肌の状態も悪くなる経験が、特に女性にはあると思います。加齢によるバリア機能や創傷治癒力の低下も大きな要因です。
昔から皮膚は内臓の鏡といわれ、内面や内臓の健康状態を保つことはきれいな皮膚を維持するにはとても大切です。
皮膚科領域では、内臓の悪性疾患、肝疾患、皮膚筋炎などの内臓や体内の病気が皮膚や体表面にあらわれることをデルマドロームと言います。
古来から、皮膚は内臓の鏡と言われ、すべての人体の機能を中医学の五臓論では、
以下のように述べられています。
肝:ストレス・自律神経・目の疲れ・情動・爪のもろさ・皮膚の艶と関連し、筋膜や腱を主る。
心:精神・こころ・動悸や心臓の駆血・不眠・顔面や舌の色つやと関連あり。
脾:気力・食欲・味覚・消化機能・後天の気と関連、四肢肌肉を主る。
肺:嗅覚・呼吸機能・水分代謝と痰と関連、心拍動と呼吸を推進、皮毛を主り、皮膚や体表面の免疫と関係あり。
腎:成長発育生殖を主り、骨・加齢・水分代謝や腎機能と関連あり。
これら五臓は、現代医学の臓器の考えと違いますが、中医学ではすべての機能と五臓との関係を重視しています。
五臓論と皮膚との関連では、現代の考えも参考にすると、以下のように考えます。
肝:ストレスによる肌荒れ、艶がない、爪がもろい、脱毛、筋肉けいれんと関連あり。
心:不安や不眠による肌への影響あり。
脾:皮膚を維持する栄養成分を吸収し、消化機能は筋肉や皮下組織の維持に重要な役割あり。
肺:五臓論では、皮毛をつかさどり汗腺や体温調整に影響を与えます。
腎:加齢による皮膚の老化と関連あり。
👉 子どものアトピー性皮膚炎などの皮膚病では、脾(消化機能)を整え、腸内細菌叢を改善させ、肝(ストレスや過剰な自律神経)の関与を抑え、皮膚のバリア機能障害を改善していくことが重要です。
『標治と本治』
皮膚表面に出現している症状に対する治療を標治療法
身体内部の根本原因に対する治療を本治療法の2つに分けて考えます。
標治で皮膚の状態を整え、本治に移る場合と標治と本治を同時に行う場合があります。
西洋医学での適切な外用療法とスキンケアを継続することは、皮膚のバリア機能を改善させ、スキンケアの標治が、本治につながっていく場合もあります。
近年、生後早期からの保湿を含むスキンケアなどの外用療法は、その後の食物アレルギーなどのアレルギーマーチの予防においても大切な要素であると考えられています。
『アトピー性皮膚炎』
標治として、紅斑・熱感あれば黄連解毒湯、白虎加人参湯、
むくみや湿潤・丘疹が強ければ越婢加朮湯、皮疹の初期では桂枝加黄耆湯、
水泡・膿疱には十味敗毒湯、柴苓湯、排膿散及湯を検討し、本治の方剤と併用することもあります。
子どもの本治の基本方剤は桂枝加黄耆湯または黄耆建中湯がよく使われます。
◆桂枝加黄耆湯は上半身に汗をかき易く、胸から上、頸部顔面に症状がある場合を目標に使用し、発表剤として急性初期の皮疹にも使用します。虚弱児には桂枝加黄耆湯と補中益気湯の合方を考えます。
◆黄耆建中湯は、消化機能を立てなおし、気を補い、発汗異常をやわらげ浮腫をとり創傷治癒促進作用を期待して使用します。皮膚に重要な黄耆を含んだ方剤は、脾虚(胃弱)と衛気(皮膚の発汗調整・免疫)の改善を期待できます。
黄耆を含んだ補中益気湯や十全大補湯も応用可能です。
気虚(元気がない)を伴う場合は、補中益気湯を用い生体側の治癒機構を促し、皮膚炎の増悪回数を減らします。
肝・心の異常では、痒みのため不眠や激しい搔痒行動につながるなど、さらなる皮疹の悪化を招きます。このように、不安や痒みのストレスが強い場合は、抗ヒスタミン薬の内服と
外用療法をしっかり行い、甘い甘麦大棗湯を使用します。
小麦アレルギーの方には使えません。
年長児には、抑肝散、柴胡桂枝湯を、思春期以降は、四逆散、加味逍遥散を用いる場合もあります。
夏に汗をかき易く悪化する場合、風(変化する痒み)湿(湿潤性)熱(発赤・熱感)
燥(乾燥皮疹)などが混在する場合は、消風散を使用します。
苦味があり飲ませるにはコツが必要です。胡麻アレルギーの方には使えません。
痒みと発赤が強ければ、消風散と黄連解毒湯、本治と併用する場合は、消風散と黄耆建中湯または桂枝加黄耆湯を併用します。
秋から冬にかけて燥(乾燥皮疹)が強くなると、清熱・滋潤作用を期待して
温清飲(黄連解毒湯+四物湯)関連方剤を使用します。
慢性期に入る青少年のアトピーは、燥が強く、温清飲関連方剤で、扁桃炎あれば柴胡清肝湯、
鼻・副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎あれば荊芥連翹湯を考えます。
慢性期では、局所の所見も参考にしますが、全身的な証を重要視した方剤を組み立てます。
お血(皮膚が浅黒い、皮膚血管拡張、血行不良、苔癬化、色素沈着)あれば桂枝茯苓丸、通導散、桃核承気湯を併用します。
『蕁麻疹』
食事、薬品、温熱、寒冷、疲れ、日光、ストレス、生活環境因子などが原因として生じます。急性期の大半は抗ヒスタミン薬内服で解決します。
急性期で、風邪に合併した場合は、葛根湯や熱感・痒み・汗が出にくいときは桂麻各半湯を使用します。
温熱蕁麻疹や発赤・浮腫が強ければ、清熱剤の越婢加朮湯、白虎加人参湯、
いんちん五苓散、消風散、風呂上がりや痒みが強い場合は黄連解毒湯を使用します。
発疹が激しければ、越婢加朮湯と消風散、浮腫が強ければ越婢加朮湯といんちん五苓散を併用します。
急性期の化膿から慢性期まで証を気にせず、体質改善も兼ねて十味敗毒湯を使用する場合もあります。
慢性化すれば柴胡剤や六君子湯・補中益気湯・建中湯類の補脾剤を併用していきます。
ストレス過敏なお子さんは柴胡桂枝湯、
寒冷蕁麻疹には麻黄附子細辛湯、当帰芍薬散、当帰四逆加呉茱萸生姜湯を用います。
食事性蕁麻疹は香蘇散を使います。
蕁麻疹は数時間から半日ほどで消失し反復するものです。
消退せず24時間以上持続する皮疹は、通常の蕁麻疹ではない場合があり、注意が必要です。
まずは西洋薬の抗ヒスタミンを優先し、漢方は補完的に使用していきます。
稀にアナフィラキシーに進展する場合があり、発症早期は注意が必要となります。
『よだれ皮膚炎』
乳児のよだれによる口周囲から頬・頸部にかけてのよだれ皮膚炎は、食物の付着による皮膚感作からの食物アレルギーへの進展の可能性があり、スキンケアによる保湿が重要です。
漢方では裏寒・脾虚と水の偏在ととらえ、甘草乾姜湯の方位の人参湯がよく使われ、水の偏在に対して五苓散、小青竜湯、苓甘姜味辛夏仁湯も検討します。
『水いぼ』
小丘疹・結節を主徴をとする、小児に多くみられるウイルス感染症です。
アトピー性皮膚炎に多発し、プールなどで感染する場合が多くあります。
1~2年で自然治癒する疾患ですが、細菌2次感染を生じることもあります。
ヨクイニンは、ハトムギの成熟種子を乾燥したもので、イボの妙薬として古くから知られており、尋常性疣贅や扁平性疣贅に応用されてきました。
ヨクイニン単独ではやや多めの量を用います。ヨクイニンとヨクイニンを含む麻杏よく甘湯との合方や、虚弱児には、ヨクイニンと補中益気湯または黄耆建中湯の合方を考えます。
関連コラム:
よくわかる子供の漢方:服用法と子供の漢方総論 感覚過敏・夜泣症・夜驚症
よくわかる子供の漢方:中耳炎・鼻・のど・肺 よくわかる風邪の漢方
参考図書:
中医学入門 神戸中医学研究会:東洋学術出版社 小児科診療2018:2 実践 小児漢方 診断と治療社
医療用漢方製剤の使い方 南山堂 漢方薬の考え方、使い方 中学医学社
よくわかる子供の漢方:感覚過敏/夜泣き/夜驚症
福岡県糸島芥屋の海岸 2018年5月 クリックで写真が拡大
発達障害では感覚過敏を伴うことが多く、西洋医学では、カウンセリング、環境調整、薬物療法として中枢の脳に作用する薬を使います。
易刺激性・情緒不安に対して、長期に中枢神経作用薬を使用することは、親御さんにとっては抵抗があり、生活環境指導と漢方薬で少しでも改善できれば、望ましいところです。
東洋医学では、感覚過敏や乳幼児の夜泣き、学童前から多くなる夜驚症(やきょうしょう)は疳が強いお子さんと考え、中医学の五臓弁証では、肝気と心気が亢進しているととらえます。
現代風に言えば、肝心が亢進すると落ち着きがなく、イライラしていて、情緒不安、睡眠障害を認めるようになります。
母子関係の重要性
母子関係は重要で、両親の子供さんへの影響は大きく、500年前の古典で明代の小児医学書(保えい撮要)では、母子同服として母もお子さんと同じような薬(抑肝散)を内服しています。昔から、母も同時に治療することがお子さんの治療で重要な意味をもっています。
お子さんと一緒に内服することで、最近、イライラすることが多くないか、お母さんの普段の言動を少し考える機会にしてみてはどうでしょうか。
漢方治療の考え方(肝気・心気の亢進、脾気虚、体質改善)
一般的には、子供は前述の肝と心の亢進認め、虚弱なところは脾と呼吸器になります。
脾虚とは、腹痛、嘔吐、下痢などを反復し、食が細い、痩せているなどの所見から判断します。肝と心の亢進は、脾虚が基礎にありますので、脾気虚の治療も同時に行います。
感覚過敏やそれに伴う症状だけに目を向けず、お子さんの体質改善としてのバランスの崩れを是正するため、消化機能を高める治療も同時に行うことも必要なことがあります。
これは漢方の体質改善を意味して本治といいます。
女性は思春期が近くなると、生理と関係する症状が多くなります。
漢方では、お血・血虚ととらえ血に関する治療も追加していきます。
分析的な西洋医学だけで治療を行うと、子供の成長という全体を見る考えが欠落することがありますので、よく食べる、穏やかによく寝る、便や尿が良好か、いつもニコニコしているかなど気をつけてみていきましょう。
漢方処方薬
❖肝と心に対して
抑肝散 抑肝散陳皮半夏 甘麦大棗湯 帰脾湯 加味帰脾湯 桂枝加竜骨牡蛎湯
柴胡加竜骨牡蛎湯 四物湯
これらの処方は、四物湯以外は補脾薬や胃腸薬が加味されています。
抑肝散 抑肝散陳皮半夏は認知症の周辺症状(家族や介護者からは問題行動)に効果を認め西洋薬と同等に使われています。
❖脾虚に対して
小建中湯 黄耆建中湯 桂枝加芍薬湯 補中益気湯 柴胡桂枝湯
❖生理が関連すれば、
当帰芍薬散、当帰建中湯など
甘麦大棗湯 小建中湯 黄耆建中湯は膠飴が含有され飲みやすく甘い薬です。
各疾患について
❖夜泣き
新生児期から2歳ごろまで認め、睡眠中の定期的な啼泣です。浅い睡眠のレム睡眠の時に起こります。
原因は複数あり特定することは難しいのですが、睡眠サイクルの未熟さなど考えられています。両親の生活リズムの乱れも関係しますので、改善すべき点を考えてみてください。
中には鼻閉と中耳炎などの耳鼻咽喉科の疾患が隠れています。
鼻閉で母乳やミルクを飲むのが苦しい、耳に手が頻回にいくなどあれば担当医と相談して下さい。
漢方の一般的な使用法では、突発的で激しいときは、甘麦大棗湯を臨時で服用します。
常用薬として抑肝散 抑肝散陳皮半夏を使用します。下痢・軟便や便秘を反復すれば建中湯類を追加します。個人の証によって処方はかわります。
❖夜驚症
小児の数%にみられ、夢遊病との関連があり遺伝的背景が指摘されています。夢遊病は恐怖は伴いません。行動範囲も広くなります。
3~6歳で発症し学童期が最好発期で12歳までには改善し、症状そのものは半年から1年で自然に消失する傾向になります。脳機能(特に前頭葉)が発達途中であることが関係していると考えられていますが詳細は不明です。
雷など過去の怖い記憶が原因になる場合は、雷は怖い物ではないと分からせることが治療につながります。
入眠3時間ごろまでに突然大声で叫びあばれ10分程度で終息して再び寝入ります。
覚醒させることは困難で症状を覚えていません。
夜泣きと違い、深い睡眠のノンレム期の異常のためです。
てんかん・発達障害との鑑別が必要になることがあります。
似たような症状で、レム睡眠行動障害がありますが、成人以降の男性に多い病気です。悪夢障害はうなされますが動くことはありません。
専門はてんかん・発達障害などの小児神経を専門にしている小児科や心療内科・精神科・睡眠専門医などになります。睡眠障害の精査では終夜睡眠ポリソムノグラフィーが必要な場合もあります。
治療はカウンセリングを中心に改善ない場合は少量の薬物療法や漢方も補助的に使用することもあります。
❖発達障害
発達障害は生まれつきの脳の機能の問題で下記が主な病態となります。
自閉症スペクトラム障害(ASD)
注意欠如・多動性障害(ADHD)
限局性学習障害(LD)
が主な病態で、療育と環境調整が治療の主体です。
心身の状況により薬物療法となります。
ここで副作用が少ない漢方薬が考慮されます。
本人はコミュニケーションをとること自体が難しく、周囲が気になる症状を察知して
漢方薬でその症状を少しでも緩和させることが、周囲の人も含めて少しでもよい家庭や学校での状況を作り出すことが治療目標となっていきます。
☞ 発達障害に随伴しやすい症状を理解することが重要です。
発達障害に起因する随伴症状
こだわり
感覚過敏
睡眠障害
フラッシュバック
予想と違う事態に陥ったことへの不安 など
合併しやすい身体症状
アレルギー疾患や鼻・副鼻腔炎
自律神経症状(頭痛、たちくらみ、めまいなど)
消化器症状
月経関連で悪化する症状
漢方は、発達障害そのものへの治療ではなく、周辺症状の身体症状・感覚過敏への治療で
生活の質の改善を目標に使います。
具体例:
◆イライラ、腹部症状が主であれば、建中湯類を使用。
◆鼻呼吸障害による睡眠の質の低下があれば、葛根湯関連処方や、辛夷清肺湯、
荊芥連翹湯など用い、西洋薬の点鼻や抗アレルギー薬の追加処方
◆不眠・イライラ、小さな物音で起きるなどあれば、抑肝散、桂枝加竜骨牡蛎湯、
柴胡加竜骨牡蛎湯、甘麦大棗湯
学童以降で抑うつ傾向あれば半夏厚朴湯追加処方
◆思春期前からの女子の易興奮性は月経周期と関連する場合が少なくないので、
冷え虚弱でぽっちゃり型には当帰芍薬散、腹痛強ければ当帰建中湯、体力あれば桂枝茯苓丸、
イライラ肩こり便秘傾向には加味逍遥散、便秘あり体力自身あれば桃核承気湯、通導散
◆学童以降でフラッシュバックや頭痛、腹部症状あれば、桂枝加芍薬湯や建中湯類を用い
改善なければ四物湯を追加
神田橋処方として、PTSDによるフラッシュバックやパニック障害に対して、桂枝加芍薬湯、小建中湯、桂枝加竜骨牡蛎湯に四物湯(胃弱には十全大補湯)を合方する有用性が報告されています。
参考に、西洋薬による治療は以下になります。
西洋薬による治療(専門医による加療)
ASD:
易刺激性には少量の抗精神病薬(リスパダール、エビリファイ)
全身性不安障害、フラッシュバックには抗うつ薬(SSRI、ルボックス、ジェソロフトなど)
こだわりには薬物療法は効果示さない。
ADHD:
感情コントロールができにくいとき、脳内神経伝達物質の不足にコンサータ、ストラテラ
易刺激性には少量の抗精神病薬(リスパダール、エビリファイ)
気分の浮き沈みはデパケン
関連ブログ:よくわかる風邪の漢方 よくわかる子供の漢方:服用法、子供の漢方の総論
関連HP: 漢方処方
参考図書: 漢方診療のレッスン(金原出版) 医療用漢方製剤の用い方(南山堂)
小児科診療:特集 実践!小児漢方2018:2(診療と治療社)
よくわかる子供の漢方(服用法・こどもの漢方総論)
upper : a three-month-old puppy dog called Genn3ヶ月 lower: a same four-month-old dog 4ヶ月 click to enlarge the photos
◎子犬の成長とコミュニケーション
犬は人間の4倍の速さで成長と老化が進みます。生後1か月半には乳離れが始まり、生後から3か月間は、母親や子犬たちから犬同士のコミュニケーションや社会性を学ぶ重要な時期となります。早く兄弟の子供たちと別れされた子犬たちは、大事な知識や社会性、加減して噛むことなど学べず、今後人間と暮らしていくうえで、問題行動を起こすことになります。
小さく可愛かった子犬も、成長が早く1歳までには成人に近い体型となっています。
◎赤ちゃんの成長 スマホ育児について
人間の乳児期も両親や家族とのコミュニケーションが大事な時期となります。
最近では、育児で子守りの代わりにスマホを与えていると、スマホには赤ちゃんの興味をそそる要素にあふれているため、あやす必要がなくなり育児の負担が減るメリットもありますが、スマホに過剰に夢中になると依存しすぎることになり両親とのコミュニケーションが不足します。また母親もスマホに夢中になりすぎると、子守りが疎かになりコミュニケーションが不足することで、お子さんの情緒や言葉の発達の遅れが問題となっています。
◎子どもの疾患の治療 食養生と生活習慣の是正と漢方治療
病期にかかりやすい、治りにくい、情緒不安なお子さんを治療していくうえで、甘い物や冷たい物ばかり食べる過食・偏食、コミュニケーション不足、冷暖房の普及、生活リズムの乱れ、ITの普及など、現代のライフスタイルの影響を考えていくことが重要となります。薬による西洋・東洋医学の治療を行う以前に、日常生活の食養生と生活習慣の是正が抜きでは先に進みません。
自然治癒力を高めながら改善してく漢方治療は薬剤による治療と同時に貝原益軒の養生訓(健康法)でご存知のように食養生・生活習慣の改善をセットで考えていきます。
☞ 現代の子どもにとって漢方薬のメリット
●耐性菌や副作用を生じやすい抗生剤使用を最小限に抑える。
●病気になり易い虚弱児への対応が可能。
(扁桃炎、副鼻腔炎、中耳炎、気管支炎、喘息、嘔吐・胃腸炎など)
●確立された西洋医学的治療との併用での相乗・相加効果。
●西洋薬で効果が得られにくい食欲不振・体重増加不良への対応可能。
●小児心身症への抗不安薬などの精神薬の導入には慎重を要するので、
依存などの副作用が少ない漢方は導入しやすい。
俗にいう『疳』が強いタイプの子で、夜泣き・神経症・感覚過敏にも効果を認める。
●アトピー性皮膚炎などへのステロイド外用療法とスキンケアへの補完療法として
心身と肌を丈夫にする。
上記のような漢方薬の有効性を認めますが、子供への使用には、服用の難しさがあります。
まず飲み方の工夫について説明します。
☞ 漢方の服用法の工夫
【乳児の場合】味覚がまだ未熟なので、すんなり飲めることもあります。
スプーンの背で粉末をすりつぶし、少量の湯で泥状にしてよく練り、清潔な手で、赤ちゃんの頬に塗りつけます。溶かしたものをスポイトで服用させてもかまいません。
赤ちゃんが、なめなめしてくれれば、多少吐き出しても体に吸収されるので大丈夫です。
すかさず、母乳やミルクを与えるとさらに良いでしょう。
【幼児の場合】自我が強くなり最も内服させるのが難しい時期です。
発熱している時は、発汗療法として葛根湯や麻黄湯を用いることが多く、服用の基本は温めて発汗を促すことです。なるべく熱い50ml程度の熱いお湯に溶かして少し冷まして食前に服用させます。食事は温かく消化の良い物を食べ発汗をさらに促します。
汗をかけば着替えて眠りましょう。脱水を防ぐため水分補給も忘れないようにします。
平熱の時は、白湯や水で服用します。
飲みやすい漢方;黄耆建中湯、小建中湯、大建中湯(これらは膠飴(麦芽糖)含有)
甘麦大棗湯、五虎湯、桔梗湯、苓桂朮甘湯などです。黄耆建中湯、小建中湯は子供のファーストチョイスの漢方で消化機能を高め虚弱体質の改善に効果があります。
このような飲み方ができないときは、下記の色々なものに混ぜて服用させてください。
◆服薬ゼリー:かき混ぜず、顆粒を包み込むだけにする。
◆アイスクリームやシャーベット:夏に最適です。夏はシャーベットや水に溶かして製氷皿で凍らしてから服用すると飲みやすくなります。冷たい物には、味覚が低下します。
◆ココア、ミロ、麦芽飲料など温かい飲み物: 麦芽飲料が相性が良く飲みやすくなります、冬は温まります。ミロは牛乳アレルギーの方は注意します。
◆チョコレートペースト、イチゴジャム、ピーナッツバター、練乳、水あめ、はちみつ(1歳以上):包み込んだり混ぜる。
◆リンゴジャム、リンゴジュース:漢方によく含有される桂枝(シナモン)と相性がよく飲みや すくなります。
◆サツマイモ:つぶしてペースト状にして混ぜる。
◆ヨーグルト:
◆ミニシュークリームの上半分を開け、漢方を入れて戻す方法もありますが手間がかかります。
混ぜ物はお子さんの好みがありますので、皆さんの良い方法を見つけてください。
緑茶、コーヒー、牛乳、ジュースなどは薬の働きに影響を与えるので避けた方が良いと
いわれますが、子供の場合は、飲まないより飲んでくれればなんでもOKです。
【学童の場合】薬の意味を理解させて、納得して飲ませることが出来る時期となります。
発熱時以外でも、温めた方が効果を発揮する漢方薬の場合は、煎じ薬のように50~100ml程度の熱いお湯に溶かしてから少し冷まして服用します。
漢方のエキス剤の溶かし方は、お湯に混ぜて電子レンジで溶かすとよく溶けます。
時間が無ければ白湯や水でかまいません。
〇〇湯の名前の漢方は湯に溶かして飲みます。エキス剤はインスタントコーヒーのようなものなので溶かして飲むことが基本です。例外的に、〇〇湯の名前の漢方でも清熱作用を期待する漢方や、嘔気の時は、水や冷たくして内服と思って下さい。詳細は担当医と相談が必要です。
嘔気の時に服用する五苓散などは、冷服(熱いお湯に溶かし、氷で冷たくして少しずつ服用)を勧めます。
理想はそうですが、服用することが大事ですので、粉末をそのまま口に含み水で服用してかまいません。
飲めないときは、幼児のところで説明したように、ココアに混ぜる、オブラートに包む、服薬ゼリーで包み込むなど工夫して下さい。
最終的には、ご両親の漢方服用への情熱が一番大事のような気もします。
メーカーによっては錠剤の漢方もありますので、担当医と相談してみましょう。
但し、錠剤の数はかなりおおくなります。
口内炎、歯肉炎、咽頭炎など直接含んで口腔粘膜に接触することで効果を発揮する、
桔梗湯、立効散、半夏瀉心湯などはオブラートに包むと効果を発揮しません。
☞ 小児疾患への漢方治療の総論
小児科疾患の特徴として、急性疾患は、発熱や脱水、慢性疾患では虚弱対応・体質改善と
心身症の解決が重要となります。
急性疾患の発熱や脱水には、麻黄剤や五苓散の適応が多く
慢性疾患では虚弱児への漢方が多くの疾患の基本となります。
漢方医学の補益剤(虚弱児への漢方)は、体力増強・胃腸機能強化・感染予防・心身一如・精神安定など種々の面で全身症状の改善に貢献しています。
漢方を使用する上で、乳児期から学童期への発達過程で虚弱児の疾患の特徴が変化し
それに応じて漢方の使い方も違ってきます。
👉 次の成長過程の3段階で考えると分かりやすくなります。
◆乳児期の滲出性体質:皮膚や気道・消化器の粘膜が過敏に反応しやすい状態、
乳児湿疹・アトピー・鼻汁・ゼーゼー・下痢をすぐに反復する時期。
◆幼児期のリンパ腺体質:扁桃・鼻咽腔・のどの感染を反復し、
耳鼻咽喉科疾患が増える時期。
◆学童期の神経炎症体質:頭痛・関節痛・起立性障害・臍疝痛・心身症など認める。
👉 虚弱児のタイプ分類では
( )の意味は、西洋医学ではなく中医学・日本漢方による考え方です。
◆消化器型(脾型・太陰病期)胃腸が弱いタイプ 漢方:建中湯類、五苓散など
◆扁桃・鼻・中耳(扁桃型・少陽病期)かぜを引き易く、鼻副鼻腔炎、中耳炎を反復するタイプ
漢方:柴胡剤など
◆呼吸器・アトピー型(肺型・少陽病期)かぜを引き易く、喘鳴を反復・アトピー体質
漢方:柴胡剤、五虎湯など
◆神経症型(肝・心型)神経過敏タイプ 漢方:抑肝散、甘麦大棗湯など
◆循環器型(心型・水滞・気逆・気滞)気分不良、頭痛、立ちくらみのタイプ
漢方:苓桂朮甘湯、半夏白朮天麻湯、半夏厚朴湯など
その他、上記併用の混合型、腎型(腎虚)などあります。
小児は、実証傾向で水分代謝や自律神経の失調をきたしやすく、感染症を反復するため、
麻黄剤、利水剤、肝の失調を改善する方剤(抑肝散など)および柴胡剤が選択されることが多くなります。
アトピー体質以外では、成人のように、お血、血虚の証は、多くはありません。
各疾患の漢方加療については今後、院長の健康情報ブログでアップしていく予定です。
関連ブログ:よくわかる風邪の漢方
関連HP: 漢方処方
参考図書:耳鼻咽喉科漢方薬処方ガイド(中山書店) 漢方診療のレッスン(金原出版)
専門医のための漢方医学テキスト(日本東洋医学会) 医療用漢方製剤の用い方(南山堂)
小児科診療2018:2(診療と治療社)
お金をかけない肥満&健康対策
例年より1週間以上早い桜の開花:2018年3月25日 吉野公園 さくらまつり (早朝:朝日 クリックで拡大)
☞ 今回は時間栄養学に基づく肥満や健康対策の話です。
最近、注目を浴びている体内時計を考慮した時間栄養学があります。
時計遺伝子は、覚醒睡眠のリズムを操り、最も都合が良い時間に人の活動を決めています。
我々の健康や福祉に重要な影響をもたらす時計遺伝子の発見で2017年に米国の3博士にノーベル医学生理学賞が授与されました。
我々は健康やダイエットのために、ジムに通い、健康に良いと言われる高価な食材やサプリにお金を費やし、カロリーや糖質を制限し、多大な努力とお金を使っている方が多いかと思います。
多くの出費をせず、食事の栄養素や食費は変えなくても、時間栄養学を学び、
食べる時間・順番・速度と、どの栄養素をいつ食べるか
を気を付けるだけでダイエットや病気の予防が可能となります。
この方法を行っても、現在の運動習慣やジム通いは、続けてください。体に必要なサプリも継続して下さい。
運動や栄養素も健康維持に重要です。
☞ 自分で食事のプランを作るために、体内時計に基づく人間が本来もっている生理も同時に学んでみましょう。
【朝日を浴び、朝食を必ず食べる】
時計遺伝子は二つあります。
●中枢時計遺伝子
脳の視交叉上核に存在し、25時間周期を朝日で時計を朝に合わせる
●末梢時計遺伝子
肝臓や腸などに存在、朝食で活性しリセット、中枢時計遺伝子から指令を受ける
睡眠と活動に関して、時計遺伝子は、夜明け4時間前から睡眠ホルモンのメラトニンの
減少、活動に必要な副腎皮質ホルモンの増加に関与して、体調を整えます。
朝日で中枢時計遺伝子を25時間から24時間に合わせ、朝食で末梢時計遺伝子を活性させます。
【寿命と関連するテロメアと時計遺伝子】
寿命の回数券といわれるテロメア(染色体の末端にあり、人間の寿命を決めるもの)の管理下にあり時計遺伝子は寿命の調整を行っています。
朝食欠食、睡眠不足や乱れ、適度な運動不足は、時計遺伝子の乱れをおこしテロメアに影響を与え、近い将来の認知症、糖尿病、がん化など疾病リスクを高めます。
栄養素も重要で、葉酸、ビタミンB12,C,Eなど野菜・果物・魚介・海藻をしっかり食べた方がテロメアに好影響を与えます。
【朝食の熱産生は高く、夜食は肥満に】
肥満と直接関係するエネルギー発生による熱産生は、『朝、昼、夕食』と『昼、夕、夜食』と比較して、前者の朝食の熱産生は、後者の夜食の4倍となり朝型の食事パターンは肥満を予防します。
【朝食欠食と疾病リスク】
朝食欠食は、代償的に昼夕食での過食となり、食後高血糖から脂肪蓄積へ向かいます。
朝食欠食で糖尿病2倍、認知症3倍、肥満5倍となります。
【3食の良い栄養バランスが時計遺伝子を活性】

おにぎり・パンとコーヒーだけでなく、3食の栄養バランスが悪いと、時計遺伝子がうまく働かなくなります。
体内にあるmTORタンパク質で食事の肉・魚・大豆などのたんぱく質を検知して時計遺伝子の働きを高め、筋肉の合成を促進します。
おにぎりだけよりたんぱく質や野菜を一緒に食べれば、脳機能も高めます。
3食とも肉・魚・卵・乳製品・大豆や野菜・果物も含めたバランス良い食事にしましょう。
【脂肪合成のBmal-1が増加する日没後は食事を控える】
Bmal-1は脂肪合成を促進する時計遺伝子タンパク質です。
早朝5:00~夕方18:00までは低くそれ以降は増加するので日没前に夕食を食べましょう。
【胃・膵臓・肝臓・腎の活動性に合わせた食事内容】
胃:起床後、徐々に活動を高め昼頃にピーク
膵臓:血糖値を調整する膵臓の働きは、昼頃からだんだんと活発になります。
肝臓:エネルギー代謝に関わる肝臓は午前中がピークで夕方には休息に入ります。
お昼ご飯の時間帯は、胃・膵臓・肝臓がそろって活発で、最もエネルギーを消費されやすい時間帯です。脂肪や糖質過多になりやすい食べ物は、昼食であれば消化されやすくなります。
腎:朝から昼にかけて副腎皮質ホルモンが増加し、腎臓でのナトリウムと塩素の再吸収が
盛んにおこなわれ、夕方からは逆に排泄が行われることになります。
朝・昼食は香辛料を用い塩分控えめにして、夕食は普通食にすると高血圧には効果を
発揮します。
【カルシウムは朝より夕食で骨に蓄積】
朝は骨から血中にカルシウムは溶けだして、各種活動に利用されるため、骨の保護剤は朝に服用すると効果的です。夜は再びカルシウムが血中から骨へ蓄積されるため、カルシウムを含む食品は夕食に摂取します。
骨粗鬆症の高齢者や成長期のお子さんは参考にしましょう。
【3食の具体例】

朝食:欠食は絶対しない事、パンやご飯以外に肉・魚・卵・乳製品・大豆や野菜・果物も含めた塩分控えめでバランス良い食事にすること
昼食:塩分控えたバランスが良い食事で、ある程度の脂肪や麺類など炭水化物は許容されます。
夕食:脂肪や炭水化物は控えめで、塩分は普通で、バランス良い食事にして、
牛乳やヨーグルトなどカルシウムを食べます。鶏むね肉は、カロリーが低く脂肪が少なく
筋肉合成に必要なBCAAのバリン:ロイシン:イソロイシンの割合が良く、
イミダペプチドも多いのでお勧めです。
日没後、食事は控えます。特に21:00以降は食べないようにしましょう。
おやつ:15:00~16:00
3食で不足しがちな栄養素を補うため、ビタミンやミネラル豊富なナッツ類がお勧め
【食べる順と咀嚼回数】
一口30回咀嚼を行い、野菜➡肉➡炭水化物(ご飯、麺)の順に食べると食後の高血糖や脂肪の蓄積を
防ぎ、糖尿病や動脈硬化の予防、精神の安定や自律神経症状を防げます。
関連ブログ 日の出と良質な睡眠
参考図書
さかえ 月間糖尿病ライフ 2018 Vol.58 No.4
めまいと栄養 Equilibrium Res Vol.75(4) 167~170. 2016
食事と良質な睡眠
朝の目覚めの良さは、一日の最も重要な出来事です。
厚労省の報告では、現在、約2割の方が睡眠に関する問題で悩んでいて、不眠が一ヶ月以上持続している方は10人に1人の割合と報告されています。
ネコを飼っている方は、気持ちよく眠るネコの姿に癒される経験をされる事があるかと
思います、またネコを飼っていない方も【岩合 光昭の世界のネコ歩き】の番組で、
幸せそうな寝姿を見かけることも多くなっています。
この番組は、人はもちろんネコの視聴率も高い番組です。
おとなのネコの睡眠は14時間程度、その90%はレム睡眠(体は休み、脳は覚醒し夢を見る状態)で熟睡のナンレム睡眠(脳が休む状態)は10%に過ぎません。
元来狩りの生活をしていた名残のためです。
人間の場合は、80%はナンレム睡眠で、良質な熟睡感を得られる睡眠です。
ネコはすぐに危険に反応できるように、良質な睡眠で寝ているわけではありません。
人間は、外敵などすぐに危険に反応する必要はほとんどないため、本来なら良質なナンレム睡眠を得られるはずですが、ストレスなど内因性の問題が不眠原因の一つとなります。
睡眠薬や安定剤の服用による睡眠は、依存性の問題があります。
良質な睡眠を得るには、生活や日常の食事の中でどうすればよいか考えてみましょう。
『睡眠に重要な三つの要素』
① メラトニン(睡眠ホルモン:脳内の松果体から分泌される神経ホルモン)
② セロトニン(生理活性物質:体内では消化管90%、中枢2% )
消化管のセロトニンは脳に入らないのでトリプトファンから摂取することが重要
③ トリプトファン(必須アミノ酸:食事から摂取)
◆トリプトファン(食材から)合成 ⇒ セロトニン 分解 ⇒ メラトニン
睡眠ホルモンのメラトニンを就寝時に生成することが重要、
上記の要領でメラトニンが体内で分泌されます。
【メラトニン】
睡眠ホルモン:メラトニンは、起床後16時間ほどすると分泌が増加し、体内時計が乱れると抑制されます。またメラトニンは60歳ごろには10代の1/10ほどに減少し不眠を生じやすくなります。
◆起床と共に朝日を浴びましょう。体内時計がリセットされます。
同時にバランス良い朝食で、腸管の末梢時計遺伝子を活性させ肥満や疾病リスクを減少させます。
関連ブログ:日の出と良質な睡眠
【セロトニン】
精神の安定に重要な物質で幸せホルモンとも呼ばれています。
◆太陽光を浴びる
◆リズミカルな運動
で効果的に生成を促します。
【トリプトファン】
豊富な食材
豊富:納豆 肉 赤身魚 ソバ アーモンド
やや豊富:ヨーグルト 牛乳 白米 食パン
ビタミンB6(腸内細菌から合成:サンマ、豚ヒレ、バナナ)
やマグネシウム(豆腐、大豆、ひじき)と共に摂取すると効率よくセロトニンに
合成されます。
トリプトファンの脳内への輸送体は他の筋肉構成アミノ酸(BCAA)も輸送するので、
トリプトファンの脳内輸送効率を上げるには、白米など糖質と同時に摂取すると糖質摂取によりインスリンが上昇し筋肉構成アミノ酸を筋肉内へ取り込み、トリプトファンの脳内輸送効率を上げます。
◆トリプトファン豊富な食材をビタミンB6、マグネシウムや糖質と共に食べましょう。
関連ブログ:日の出と良質な睡眠























