吉耳鼻咽喉科アレルギー科 -鹿児島市 川上町

アレルギー・漢方・小児耳鼻咽喉科&感冒・せき・声がれ・咽頭痛・口呼吸・喘息・めまい・耳鳴・難聴・補聴器・嗅覚/味覚障害・睡眠時無呼吸・頸部・甲状腺・禁煙治療・高齢者の飲み込みの問題・成人用肺炎球菌・インフルエンザワクチンなど幅広く対応できる体制をとっています。

舌下免疫療法(スギ・ダニ)

2026-07-03

舌下免疫療法とは、スギ花粉症とダニ通年性アレルギー性鼻炎の体質改善のための、自宅で行う注射でない口腔舌下の治療です。次世代の新治療として期待されている治療法です。程度の差はありますが、改善率は70~80%と言われています全員に効果がある治療ではありません

スギ1~4月以外に、開始します(スギ花粉の直前と飛散期は行いません);

スギシダキュア錠5歳以上

ダニ通年いつでも開始しますが、スギ花粉もお持ちの方は、上記スギの開始に準じます;

ダニミティキュア錠5歳以上 

舌下免疫療法(口腔保持後服用)は、従来の皮下免疫療法(皮下注射)と比べ、アナフィラキシーなどの重度の副作用がほとんどなく自宅で行う痛くない治療です。

しかし、口腔の痒みや軽度の口腔の腫れは初期を中心に認めます

お子さんの場合、当院では、シダキュアとミキティアは、5歳以上で適応としていますが、口腔内の保持(1分)と服用前後いくつかの行動制限ができることが必要ですので、守れるお子さんが対象になります。

最低3年、3~5年間できるだけ毎日行える方で、月1回通院が原則ですが、副反応を確認しながら間隔をあけての通院となります。開始当初は2週間後の受診が必要です。

開始初日は、使用説明を丁寧に行い、実際の使い方を院内で行います。

使用後の観察期間をみての帰宅になるため、時間を要します。時間的余裕がある早めの時間帯の受診予約になります。

採血で原因抗体を確認して、スギやダニで明らかに症状が出現する方が対象です。

通常の薬のようにすぐに効果は期待できず、 免疫をつけることが目的のため開始1~2か月は、口腔の痒みや軽度の口腔の腫れが認めることがありますしかし継続することでこの副反応は消失していきます。

副反応が強い方は、継続できないこともあります。副反応は個人差が大きく、何も起きない方も多くいます。

スギとダニを両方行う(dual)こともできますが、まずはどちらかを先に行い最低1~2か月経過をみて、もう一つを開始します。

👉 以下の方は対象外となります。

高血圧薬のβ遮断薬服用している方

近いうちの妊娠希望および妊娠中の方

喘息症状がコントロールされていない方または重度の気管支喘息の方

重い心臓病・肺疾患・高血圧症や癌の治療中の方

アトピー性皮膚炎が重度でコントロールできていない方も適応が慎重になります。

 

 

スギ:シダキュア 2000JAUから開始、5000JAUで維持

 

 

ダニ:ミティキュア 3300JAUから開始、10000JAUで維持

 

 舌下免疫療法の詳細は下記のサイトをご覧ください

鳥居薬品アレルゲン免疫療法情報サイトサイト

 スギ花粉症について学びたい方は次のサイトを見てください

自分で行うスギ花粉対策(セルフケア・黄砂・PM2.5):(当院コラム)