コロナ重症化リスク抑制指標:抗体測定(定量)行います。
2022-01-23
当院では、新型コロナウイルスワクチン接種後の中和抗体の確認(採血)を、自費になりますが行っています。ご希望の方はお問合せ下さい。
中和抗体は、新型コロナ感染による重症化予防の判断指標の一つとなります。
産経新聞記事:3回目接種で抗体価36倍 (2022年1月21日)
2022年1月23日現在、オミクロンの爆発的感染広がっているところです。鹿児島では2月から3回目の新型コロナ接種が始まります。
『対象者』
*1~2回目接種で、副反応が強く3回目接種をするのか迷っている方
*3回目接種後の抗体が上昇しているか不安な方(接種後3週間以降に測定)
免疫抑制薬やステロイド服用者や高齢者では抗体が上がりにくいことがあります。
*自分の中和抗体に関心がある方 等が対象者になるかと思います。
一般に普及しているコロナ定性検査 IgG、IgMキット(約500円~2000円程度 ネット販売価格)は、過去に新型コロナに感染したかのN抗体を主に測定しますのでワクチンの効果判定の指標の中和抗体にはなりません。N抗体価はすぐに低下します。また測定の信頼性に問題があることも指摘されています。
➡ 2020年6月東大先端研の報告では、抗体定性検査陽性の9割は定量検査では陰性の報告があります。
➡ S抗体はスパイクタンパク質への抗体で、ワクチンの標的であるウイルスの増殖を抑制する中和抗体です。N抗体と違い寿命が長く長期に測定可能です。
➡ N抗体は炎症を起こす病変悪化に関係します。
👉 コロナワクチン後の効果判定としての中和抗体は、定量精密のS抗体の測定が必要になります。
◆費用 自費 (4500円 税込)
◆委託先で米国医療機器大手アボット社定量検査使用(Abbott)
◆結果判明日数7日
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