吉耳鼻咽喉科アレルギー科 -鹿児島市 川上町

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寒暖差アレルギー

2017-10-24

10月23日は台風21号一過の晴天で、朝・夕の気温差が前日までは4度前後から、

7度前後へ拡大、今週は、もっと朝が冷え込むようです。

寒暖差による悪化と思われる、鼻炎と喘息の患者さんが急に増えました

 

 今回は寒暖差アレルギーについて話してみます。

ダニやスギのアレルギーといえば、ダニやスギの抗原による特定の反応を意味します。
医学的には寒暖差抗原性はなく、アレルギーというより非特異的刺激と表現します。

医学的に寒暖差アレルギーという表現は問題があります

ネットで調べてみると、平成23年11月のあるテレビ報道番組で、
気温差によりアレルギー性鼻炎様症状が出ることを、マスコミやネットを通じて拡がったようです

医学的鼻炎の分類

鼻過敏症
アレルギー性: ダニやスギ・ヒノキのアレルギー鼻炎など
非アレルギー性: 血管運動性鼻炎(寒暖差アレルギー

となり、寒暖差アレルギーは、自律神経が関与する寒暖差などの非特異的刺激により
誘発される鼻過敏症が正体です。
しかし国際分類では、血管性運動性鼻炎は、原因不明として本態性鼻炎と呼びます。

気温差寒い

ダニのアレルギー性鼻炎も鼻過敏症の為、寒暖差で悪化します。

また、喘息発作の危険因子として、気道過敏症があり気温差により悪化するため、気温差があると鼻炎と喘息は同時に急に悪化してきます。

まずはダニ対策を行い、

自律神経の関与に対しては、規則正しい生活と睡眠

寒暖差に対して、早めの重ね着や手袋・ネックウオーマー・早朝のマスクの着用など
考えてみましょう。

関連ブログ:鼻と秋の喘息